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CBR試験

Fe石灰工法における品質管理基準


Fe石灰工法は下表に準じて品質管理を実施しています。

Fe








施工面積(m2) 5,000未満 5,000~10,000 10,000~15,000 15,000~20,000
 1) 配合設計CBR  1 回 / 1工事 1 回 / 1工事 2 回 / 1工事 3 回 / 1工事
用土変化がない場合は、施工面積に関わらず、1回/工事とする。  
 2) 処理土のCBR
 内訳:突固め直後
    水浸 4日
    水浸 7日
    水浸14日
  1 回 /

    1,000 m2
  1 回 /

    1,500 m2
  1 回 /

    1,500 m2
  1 回 /

    2,000 m2
 3) 現場における処
   理土の乾燥単位
   体積重量試験
1 回 / 1,000m2 (但し、1工事に3回以上)

Fe石灰工法は特殊工法であり、そのFe石灰処理土及び粒調Fe処理材の品質管理 1)、 2)の力学試験はFe石灰工法の過去の実績に基づく試験方法により行う。
配合設計CBR試験は、用土が変質した場合は再試験を行う。
広い面積の施工期間が短期間で終了する高速道路や高規格道路等の工事における配合設計CBR試験は、1工事につき1回を標準とする。
品質管理 1)、 2)は、専門技術者の指導並びに施工現場及び使用材料の諸条件を考慮した試験を必要とするため、本工法を熟知するFe石灰技術研究所において行うものとする。
粒調Fe処理材の材料品質は原則として舗装設計施工指針に準じるものとするが、強度確認試験は品質管理 1)により行う。
自治体などで独自の管理基準を定めている場合は、それに従うこととする。
使用数量の管理については、出荷証明書などで確認することが望ましい。
粒調Fe処理材は、骨材の噛み合わせや転圧効果で継続的に固化する路盤材ではないため、噛み合わせを阻害する粘性土やシルト分を測る目的のPIについて不要である。

Fe石灰工法の品質規格


● Fe石灰処理土・粒調Fe処理材の品質規格
Fe石灰工法における『Fe石灰処理土』『粒調Fe処理材』の品質規格はCBR値により定められおり、 4日間水浸養生後の強度で品質を判定します。
ただし、各材料は地域によって用土が異なるため、品質規格が地域ごとに設定されています。
詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。

● 施工時における品質規格
品質基準『 3) 現場における処理土の乾燥単位体積重量試験』の規格値(締固め度)は以下の通りです。

工 種 \ 測定個数 X10 X6 X3
路盤工
(粒調Fe処理材)
95.0% 以上 95.5% 以上 96.5% 以上
土工-構築路床
(Fe石灰処理土)
95.0% 以上 95.5% 以上 96.5% 以上

基準密度は自然含水比において『Fe石灰工法における試験方法に基づく配合試験』を参考にする。
法面工(法面材)の場合における締固め度は、基準密度の90%以上とする。

● 粒調Fe処理材に用いる望ましい粒度範囲
粒調Fe処理材に用いる粒度範囲は、以下を標準とします。
ふるい目 通過質量百分率(%)
53 mm 100
37.5 mm 95~100
19 mm 50~100
2.36 mm 20~60
0.075 mm 2~20
許容最大粒径 40 mm