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佐賀城公園

その他の利用


Fe石灰処理土は道路や基礎地盤以外にでも利用されています。
Fe石灰処理土は長期間にわたる継続的な強度増加が特徴であり、遮水性・耐久性が高いため、その特徴を利用してあらゆる場面で活用されています。

土木構造物の裏込め材


構造物の裏込め図 コンクリート土木製品や土木構造体の裏込めとして利用されています。
Fe石灰処理土を用いることで、構造体の負荷を軽減し、長期的に安定した状態を保ちます。また、遮水性が高いため構造体を保護する効果があります。

遊歩道などの土系舗装(表面処理)


構造物の裏込め図 公園や城址などの遊歩道や自転車道など、土系舗装(表面処理)として多く利用されています。
Fe石灰処理土はまさ土などの自然土をベースとした材料ですので、景観や質感が良く自然と調和します。
また、Fe石灰処理土はプラント混合(中央混合方式)での生産となるため、施工時の周囲への環境にもやさしく、早期に施工が可能です。

鉄道のバラスト軌道(線路)の路盤噴泥防止


バラスト軌道 鉄道におけるバラスト軌道(砕石が敷きならされている線路)の路盤・路床は、列車の通行振動で軟弱化し噴き上がるがあり、この現象を路盤・路床の『噴泥』といいます。
このバラスト軌道の路盤上層部に粒調Fe処理材を使用することで、路盤・路床の軟弱化を軽減することができ、噴泥防止に利用されています。
バラスト軌道の断面 また、路床にFe石灰処理土を利用することで、路床の軟弱化を防止するだけでなく、振動低減効果や長期的な耐久性の維持を期待できます。


堤防などの裏法面の表面施工基礎層


法面施工状況 海岸や河川の堤防における裏側の表面舗装において、打設のための基盤を構築する目的と長期的な耐久効果を得るためにFe石灰処理土が利用されています。
大規模工事となると、法面転圧用ウインチなどを用いて施工が行われます。


遮水処理


グラウンドなどの排水処理のため、表層より下部にFe石灰処理土層を構築することで、周囲の排水溝へ水を誘導・排水することができます。
これは、Fe石灰処理土の高い耐水性の効果を利用したもので、グラウンドのコンディションを長期にわたって維持することが期待できます。