HOME > どこに使うの？ > 農道舗装 > 簡便表

　　

Fe石灰処理土による路床構築に必要な改良厚

Fe石灰工法による農道舗装における構築路床の設計方法は、交通量区分により設定されている平均弾性係数の目標値を満足するFe石灰処理層を、路床支持力（設計CBR計算値）・Fe石灰処理土の設計強度の関係より、 改良必要厚簡便表の該当する項より求めます。
ただし、中央混合方式と路上混合方式でのFe石灰処理土の設計強度は安全率の関係から異なるため、混合方式を勘案して処理厚の決定を行うこととなっています。
また、この表に該当しない条件での設計も、弾性理論計算より算出し決定する事が出来ます。

Fe石灰処理厚が決定し舗装構成の検討を行う際、Fe石灰処理土を路盤に使用することで施工にかかるトータルコストを抑えることができます。 また、この場合は路床と路盤は同じFe石灰処理土を使用することができ、等値換算係数はTA=0.55（中央混合）・0.45（路上混合）として設計することができます。

Fe石灰改良必要厚 簡便表

　交通量区分と必要なFe石灰改良厚（単位：cm）
交通量区分 大型車の通行がない場合・Ⅰ-1 Ⅰ-2・Ⅱ・Ⅲ
Fe石灰処理土の
設計強度（CBR）		 60
％		 70
％		 80
％		 90
％		 100
％		 60
％		 70
％		 80
％		 90
％		 100
％
現

路

床

設

計

C

B

R

計

算

値

（％）		 0.1 33 31 30 28 27 40 37 36 34 33
0.2 31 29 27 26 25 38 35 34 32 31
0.3 29 27 26 25 24 36 34 32 31 29
0.4 27 26 24 23 22 34 32 31 29 28
0.5 26 24 23 22 21 33 31 30 28 27
0.6 25 23 22 21 20 32 30 29 27 26
0.7 24 22 21 20 19 31 29 28 26 25
0.8 23 21 20 19 18 30 28 27 26 24
0.9 22 20 19 18 17 29 27 26 25 24
1.0 21 19 18 17 17 29 27 25 24 23
1.1 20 18 17 17 16 28 26 24 23 22
1.2 19 18 17 16 15 27 25 24 23 22
1.3 18 17 16 15 14 26 24 23 22 21
1.4 17 16 15 14 14 25 24 22 21 20
1.5 16 15 14 14 13 25 23 22 21 20
1.6 16 15 14 13 13 24 22 21 20 19
1.7 15 14 13 12 12 23 22 21 19 19
1.8 14 13 12 12 11 23 21 20 19 18
1.9 14 13 12 11 11 22 21 19 18 18
2.0 13 12 11 11 10 21 20 19 18 17
2.1 12 11 11 10 10 21 19 18 17 16
2.2 11 11 10 10 9 20 19 18 17 16
2.3 11 10 9 9 9 20 18 17 16 15
2.4 10 9 9 8 8 19 18 17 16 15
2.5 10 9 8 8 8 18 17 16 15 15
2.6 9 8 8 ※15 ※14 18 17 16 15 14
2.7 8 8 ※15 ※14 ※14 17 16 15 14 14
2.8 8 ※16 ※15 ※14 ※13 17 16 15 14 13
2.9 ※16 ※15 ※14 ※13 ※13 16 15 14 13 13
備考 交通量に応じた設計CBR4の舗装構成 交通量に応じた設計CBR6の舗装構成
※はⅠ-2交通以上の場合と同様、設計CBR6以上の舗装構成を用いる。